AKB48グループ主演ドラマ ”マジムリ学園”感想

AKB48グループ主演ドラマ ”マジムリ学園”感想
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日テレ深夜に放送された、AKB48グループが出演している”マジムリ学園”を見ました

48グループ主演ドラマでは、マジすか学園シリーズを一通り見ていたので、ある意味マジすか学園のリブート作品とも言える本作には期待していましたが、蓋をあけてみると、”その設定マジムリ”とも言える出来きでしたね

マジムリ学園概要



ストーリー

「ユートピア嵐ヶ丘」は、日本有数の企業である不動産会社【神崎(ごうさき)ランド】によって作られた寂れたニュータウン。

そこに暮らす朝陽日奈/ヒナ(岡部麟)、桑原郁美/バラ(向井地美音)、山本菫/スミレ(倉野尾成美)は私立嵐ヶ丘学園に通う1年生。この学園では裕福な生徒とそれ以外の生徒が“選民”と“平民”に分けられ、厳しいヒエラルキーが存在していた。

ある日、生徒会による緊急集会が開かれ、新たな生徒会長として神崎亜蘭/カイザー(本間日陽)が就任する。
「平民たちは、上を見るな、下を見ろ。」
嵐ヶ丘学園の頂点に君臨するカイザーによる突然の命令に戸惑う生徒たち。
そんな中、ヒナたちのクラスに謎の少女・清水小百合/リリィー(小栗有以)が転校してくる。ごく普通の地味な転校生。そんな第一印象だったが…。

このストーリーだけみても、見ていない人にはなんのことか良く分かりませんよね?

ぼくなりに勝手に要約してみます

舞台は都心から離れたニュータウン(多摩センターみたいなとこ)

街は地元の大企業に牛耳らており、金持ちで力を持っている選民とそれ以外の平民にわかれており、明確なヒエラルキーが存在する

それを象徴する存在でもある、生徒会長ことカイザーは、平民に対してさらなる無理難題を要求する

そんな閉塞感漂う中、転校生リリーは1人反抗していく、、

 

ざっくりいうとこんな感じです

どうですか?突っ込みどころ満載です

ストーリー突っ込みどころ



まず、この実力社会だとか、グローバル社会とか言われているこのご時世、、

なんすか、この選民と平民という階層概念は

一体何周遅れの設定なんだよ、というのが一つ目のツッコミです

 

もう一つは、このカイザーの願いはなんなんですか?

平民は下を向け、上を向くな、とか言ってますが、下を向かせてな何か嬉しいですか?

ただの頭おかしいキャラになってしまっています

 

三つ目が、主人公サイドの平民たちは、そんな学校さっさと転校すればよくないですか?

こんな無茶苦茶な秩序が横行しているのは間違いなく私立なんで、さっさと公立高校に転校すれば1秒で解決します

そのあたりの、設定のいい加減さが余りに目立って入っていけないのです

例えば、今期やっている別ドラマ、「サバイバル・ウェディング」では、主人公が一度辞めた会社に再度仕方なく雇ってもらうしかなくなったので、変な上司の要求も聞かなくてはならない、という設定があります

こうした、〜しなければならない、という最低限の設定がある事で、無茶を要求されても、それに答えていく主人公に感情移入していけるわけです

参考:ドラマ”サバイバル・ウェディング”感想

それがなければ、このご時世、

「そんなパワハラ上司ならさっさと転職しろ」

の一言で片付けられてしまいます。

マジムリ学園は、ただでさえ設定に無理があるんだから、こうした状況設定は必要以上に丁寧にやるべきでした

アイドルドラマだから良い

と言うわけではありません

アイドルドラマだからこそ、しっかりしないといけないのです

そうしないと、いつまで経っても一段下に見られてしまうでしょう

メタ的要素の消失



本作のもう一つの残念な要素として、ドラマにおけるメタ要素の消失、があげられます

マジすか学園シリーズの肝は、現実のグループ内人間関係がドラマの設定でも反映されていた所です

例えば、初期マジすか学園では、ドラマ内では、大島優子と前田敦子はライバル関係でしたし、篠田麻里子は大島優子を陰ながら健気に支える役でした。

指原莉乃や北原里英といった当時の若手はドラマ内でも、戦況を少し離れたところから客観的にみているキャラでした。

姉妹グループのメンバーは、てっぺんをを虎視眈々と狙う役でした。

このように、現実の人間関係がドラマ内にもうまく取り込まれており、メタフィクションとしてもとてもよくできていました。

ところが、今回のマジムリ学園では、そういった現実の人間関係を反映されたメタ的要素はほとんど皆無となってしまい、只の額面通りのドラマとなってしまっています。

何故メタ的要素は離散してしまったのか



では、何故このような事になってしまったのか

それは、現実の48グループの状況に原因があるでしょう

というのも、現在のAKB48では、センターはほとんど姉妹グループメンバーに奪われてしまい、総選挙でも上位はほとんどが姉妹グループのメンバーに占められてしまっています。

このようにして、ある意味現在の選抜メンバーは姉妹グループの寄せ集めになってしまっており、このような状況では濃密な人間関係も生まれにくいと思います。

そういった関係性の希薄さが、ドラマにも影響を与えているのではないでしょうか

AKB48単体の中で、もう少しセンターを奪いあうような活気が戻ってくると、面白くなってくるのではないかと思います。

メンバーの演技の上達に期待



このドラマシリーズでは、かつて松井玲奈や川栄李奈などが演技に目覚め、のちに花を咲かせています。

今回のドラマ内では、谷口めぐのドSキャラはSかなり板についていていい感じです。

なんだけかんだ、カイザーを演じている、本間日陽は可愛いし、役にもあっています。

特に、この2人の演技には期待したいですね。

敵役が何故か男に

今回のドラマのもう一つの謎は、毎回1人の中ボスキャラとライスで決闘をするのですが、その相手が毎回よくわからない男性キャラなんですよね

マジすか学園はこれまで、あくまで女子同士の戦いにこだわっていたはずなのですが、そのくくりがなくなっているわけです。

男にも負けない主人公、というのを演出したいのかもしれないのですが、毎回キャラが同じエグザイル系男子なんで、なんだかな、、という感じです。

参考記事:AKB48緊急会議から見えてきた、坂道グループへの劣等感AKB48緊急会議から見えてきた、坂道グループへの劣等感

 

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