和久井映見主演スペシャルドラマ”それでも恋する” 感想 岡田恵和さんの脚本が光る名作!

和久井映見主演スペシャルドラマ”それでも恋する” 感想 岡田恵和さんの脚本が光る名作!
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スペシャルドラマ「それでも恋する」が放送されました。

このドラマは、「ちゅらさん」や「この世界の片隅に」等の名作ドラマの脚本を担当してきた、岡田恵和さんが脚本を書いた作品です。

特に派手な舞台も設定もないのですが、さすが岡田さん、とえる程、会話劇がとても面白い作品に仕上がっていました。

昼間に放送されていましたが、それだけではもったいない!

ゴールデンタイムで放送すべき傑作ですよ、これは

”それでも恋する”感想



ドラマ「それでも恋する」概要

あらすじ

三重県にある、小さな入り江の港町。
熊野古道の世界遺産登録で、三重県には人がたくさん来るようになった。
しかし、この町には人が来ない。そんな、穏やかな場所だ。

そこに、幼馴染の三人の女たちが共に暮らしている。
トモ、なつ、志保の三人。みな、40代後半独身で、性格はバラバラ。

そんな三人が同居してもう十年近くになる。

3人は、地元の民芸品を製作して売ったり、
昼時は古民家を改装した台所をカフェみたいにして、
夜はスナックみたいにして、
喧嘩しながらも、毎日同じような穏やかな日々を過ごしている。

カフェの常連客は、同級生の漁師、太郎と次郎。
二人は毎日店にやってきては、いつもの会話、いつもの言い争い。
「こうやって年を取っていくのかねえ」
「それもいいんじゃないの?」
なんて笑いながら。

そんなある日・・・
三人の家へ、一人旅行風の若い男の子が東京からやってくる。
なんとも美しい顔で3人はうっとり心を打ち抜かれて…

そして、
静かな、どこかあきらめたような女たちの暮らしが一変する!

出だしは結構、退屈なんですよね。

三重県の外れの街が舞台で、海辺はありますが、なんにもない街なんですよね

そこに、和久井映見さん演じるトモ、木村多江さん演じる志保、西田尚美さん演じるなつの40代女性3人が共同生活しているカフェ兼スナックのお店を開いています。

3人は、バラバラの性格ながらも、それなりに楽しく同じような日々を繰り返していました。

若い一人の男性の登場により、動きだす3人の関係



そんな、繰り返しの日々を過ごす3人の元に、ある日、志尊淳演じる空くんという男性が現れます。

自分たちとは1周り若い空に、戸惑いながらも次第に惹かれていくトモたち3人

次第に3人それぞれ空と個別に仲良くなっていき、3人は恋のライバルとなっていくのです。

この、3人のアラフォー女性を手玉に取るのが志尊淳さんというのが絶妙の配役ですね。

彼は、年上からみて可愛い、と思える要素満載ですし、ともすれば八方美人な役ですが、彼が演じると嫌な感じがまったくしないですね。

意外な?!恋の結末



そして、空の気持ちをよそに3人は思いのたけをぶつけていきます。

大議論の上、正々堂々を恋を戦おう、と決まった所であっさりと空が東京に帰ると告げます。

つまり、3人ともただの勘違いで空はなんとも思っていなかったんですよね。

その事に気づいた3人は大笑いしながら、これからも3人で身を寄せ合っていきていこうと再確認するのでした。

3人のモラトリアムは終わるのか



このように、ドラマのテイストとしてはほのぼのした感じで終わるのですが、よくよく考えたら、結構怖い話だと思います。

だって、この3人は、まだまだ恋愛をして、自分の幸せをつかむ気持ちがあったのですが、現実はそうはいかなかったのです。

3人の共同生活というのは、いわば、1人だちするまでのモラトリアム期間のようなものですが、このドラマではそこから抜け出す事は出来ず、また明日から代わり映えのない毎日が繰り返される事が暗示されています。

3人が、自分なりの幸せを見つける事が出来るのか。

ぜひ続編を作って欲しいところです

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