ザ・ノンフィクション”たま平、しっかりしろ!” 感想 ~林家正蔵と息子たま平さん親子の絆の物語~

ザ・ノンフィクション”たま平、しっかりしろ!” 感想 ~林家正蔵と息子たま平さん親子の絆の物語~
スポンサーリンク




Pocket

今回のザ・ノンフィクションは、親子の物語です。

それも、親父と息子の親子の絆の話です。

2歳の息子との言葉のコミュニケーションが増えてきたぼくとしては、大古物のテーマです。

そう、今回の番組を見て気づいたのですが、自分は親子の話が好きなんだな、とわかりました。

そして、感想ですが結論からいうと傑作でした。

ザ・ノンフィクション”たま平、しっかりしろ!” 感想 ~林家正蔵と息子たま平さん親子の絆の物語~



番組内容

今から5年前、ボンボン育ちで18歳になる一人の青年が落語の世界に飛び込んだ。
名は林家たま平。父親は、テレビや映画などでも活躍するあの林家正蔵だ。

最初、正蔵は、息子の弟子入りを拒んだが、ある条件を出して、認めることにした。それは、「親子の縁を切ること」。
実力主義の厳しい世界では、親のすねかじりでは決して育たない。父、正蔵の厳しすぎる決意だった…。

だが、いざ足を踏み入れてみると、あまりの厳しさがたま平を待ち受けていた。
自分の育った家なのに、掃除やゴミ出し、洗車からかばん持ちまで、先輩弟子に教わるのだが…要領が悪く、叱られ続ける毎日。

後にようやく高座に上がれるようになったものの、今度は365日寄席に通い楽屋仕事の毎日。休みはまるでなし。
なかなか仕事が上手くできない、芸も上達しないたま平。

そしてある日、たま平の落語が師匠の逆鱗にふれてしまう。

果たしてたま平は一人前の落語家になれるのか?四年にわたって、見つめ続けた。

出演者

【語り】
高島礼子

スタッフ

【演出】
印南貴史
【ディレクター】
古池健二郎
【プロデューサー】
西村朗
【チーフプロデューサー】
張江泰之
【制作協力】
エッジュ
【制作著作】
フジテレビ
【エンディング・テーマ曲】
〈曲名〉サンサーラ
〈作曲〉山口卓馬
〈編曲〉YANAGIMAN
〈歌〉宮田悟志

今回のストーリーは、落語家の林家正蔵に出仕入れを申し入れた息子のたま平との絆の話です。

・厳しい芸の世界では、親の七光りなんて言葉は通用しない

・あくまで自分の落語のスキルだけが頼り

そう考えた正蔵さんは、あえて親子の縁を切り、息子ではなく、弟子と師匠の関係としてたま平を見守ります。

その距離感がなんとも言えないのです。

これって、子供を持った人しか分からない感覚だと思うのですが、親って子供に何かと言いたくなるんですね

良い所は褒めてあげたいし、駄目な所は直してほしい

きっと、正蔵さんも本心では色々と教えてあげたいのだと思います。

けど、あえてそれをしないのだと思います。

それがどれだけ辛い事か、、

今ならわかる気がします。

見習いという仕事のブラックさが凄い



落語家の階級は、

・見習い

・前座

・二つ目

・真打

という風にあがっていくのですが、たま平も一番下の「見習い」から初めていきます。

見習いの仕事は、とにかく掃除などの雑用です。

が!ただの雑用ではなく、サッシの掃除一つとっても、めちゃくゃ細かいのです。

これって、今でいうブラック企業以上のハードさですよ。

これを投げ出さずに続けているだけでも凄いと思います。

前座の仕事のブラックさが凄い



その後、たま平は「前座」に昇格し、寄席の楽屋での仕事にあたります。

この、「前座」の仕事も恐ろしく細かい上に大量の雑用をこなさなくてはなりません。

しかも、寄席の仕事が終わった後はそのまま自宅に帰ってまた雑用ですからね。

そこらのブラック企業よりも何倍もハードですよ。

これが、伝統というものなんでしょうが、こんなにハードだと、そりゃあ最近の若者は落語家になろうなんていう人はあまり出てこないでしょうね

いまだと、それこそYouTubeなんかでサクッと動画も投稿できるわけだし、自分の自己表現の場はいくらでもありますからね。

そういう噺家が出てきても面白いような気がします。

師匠と弟子という親子の関係



そして、前座として、少しづつ舞台に立ち始めたたま平。

ある日、一門会の舞台で突然正蔵がたま平の事を舞台にあげ、自分の息子である事を初めてお客さんに伝え、これから応援してやって欲しいと頭を下げるのです。

それまで、親子でありながら、師匠と弟子の関係に徹し、とくに会話もなかっただけにこの父親としての配慮に、思わずたま平の目に涙が浮かびます。

これはぐっときますね。

親心って深い。。

子どもが自分の同じ仕事をしたいと言ったらどうするか



しかし、今回の番組を見て感じましたが、子供が将来、自分と同じ仕事をしたいと言われたらどうするか、中々難しい問題です。

それなりに、専門性のある仕事ならば、大概の人が駄目だと止めるんじゃないですかね

なぜなら、自分がどれだけ苦労をしてきたか、よく分かっているからこそ、子供に同じ苦労はさせたくないと思うんじゃないですかね。

それこそ、場合によっては正蔵さんのように、親子の縁を切るくらいの覚悟をしないといけないかもしれません。

それでも、親子であることには変わりありません

その事を教えてくれたのが、正蔵さんとため平さん親子でした。

言葉はかけずとも、いづれ親に認めて欲しい、と思いながら頑張る息子

子どもの成長を願いながら、遠くから見守る親。

どちらの気持ちも分かってとても切なくなる回でした。

おススメ記事

“ザ・ノンフィクション”男と女の婚活クルーズ 感想~テキサスの婚活奮闘記~

”ザ・ノンフィクション ”お母さん、隠しててゴメン 感想

ザ・ノンフィクション”転がる魂 内田裕也 前編”

ザ・ノンフィクション 輝きたくて…~人生を変えたい私~ 感想

スポンサーリンク