蘭華出演”ザ・ノンフィクション “「期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて」 後編 感想 音楽不況の中、紅白出場という目標の持つ意味とは

蘭華出演"ザ・ノンフィクション "「期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて」 後編 感想 音楽不況の中、紅白出場という目標の持つ意味とは
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ザ・ノンフィクション「期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて」後編が放送されました。

*前編の感想はコチラ

後編では、主に2年ぶりのアルバムがリリースされた後のキャンペーンに密着します。

アルバムの目標順位を100位と定めた欄華。

果たしてその結果は、、

ザ・ノンフィクション 「期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて」後編 概要



期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて 後編

恋人も捨て、結婚も後回しにして人生のすべてを音楽にかけて生きてきた…、
そんな一人の女性がいます。遅咲きの歌手、蘭華です。年齢は秘密に活動してきましたが、今年39歳になります。

実は、蘭華はスポットライトを浴びたことがあります。2年前に出したファーストアルバムが「輝く!日本レコード大賞」の企画賞を受賞。しかし、その後CDを1枚も出せていません。まさに崖っぷちです。蘭華は今年こそ新しいアルバムを出そうと決意しますが、なかなかアルバムを出してくれるレコード会社がみつかりません。それどころか厳しい現実を突きつけられることになるのです。

蘭華には共に戦う同士が二人います。一人は大手レコード会社など経て独立した所属事務所社長の水島秀昭さん。もう一人は音楽プロデューサー歴40年の柿崎譲志さん。3人は、自腹でレコード制作を進めてきました。

夢見て憧れた華やかな世界とは程遠い現実の毎日…。体力的にも精神的にも疲弊していきます。でも、最後の執念で新しいアルバムに全てを賭ける蘭華。もう一度、スポットライトを浴びたいと背水の陣で挑む、その人生を追いました。

出演者

【語り】
内藤裕子

スタッフ

【チーフプロデューサー】
張江泰之

【ディレクター】
荒井ちさえ

【制作著作】
フジテレビ

【エンディング・テーマ曲】
〈曲名〉サンサーラ
〈作曲〉山口卓馬
〈編曲〉YANAGIMAN
〈歌〉宮田悟志

それにしても、今回は普通に番組としてつまらなかったですね。

ザ・ノンフィクションはいつも大した事のない出来事も、「大事件が起こったのです」と煽ってCMに行くつか悪質な手法を使うので、それがないだけましだったのかもしれませんが、わざわざザ・ノンフィクションで2週にかけてやる内容なのかは大いに疑問です。

別に普通に1週にまとめた方が番組の質としても良かったのではないでしょうか

メジャーレーベルにこだわる意味とは



ザ・ノンフィクション「期待して 裏切られて 傷ついて 泣いて」後編では、主に

・メジャーレーベルでアルバムを出すまで

・アルバムリリースに向けたキャンペン活動

に焦点を置いて描いています。

けど、前編であれだけコロンビアからアルバムを出せるか出せないかをメインに扱っていたのに、後編ではいきなり社長との面談で苦しい条件ながら決まったことが告げられるのです。

けど、その社長との面談に至ったいきさつや、他のレコード会社の条件と比較してどうだったのか、といった肝心な点は一切伏せられているのです。

そのあたりの条件面は、大人の事情で放送出来なかったのかもしれませんが、それなら前編であれだけどこの部分をピックアップする必要はなかったと思います。

前編をみて応援していた人ほど、肩透かしを食らう形になってしまいました。

長期密着していたようですので、別にレコード会社をどこにするのか、以外にも取り上げるべき素材はいくらでもあったのではないでしょうか

そのあたり、この番組スタッフの稚拙さが目立ちました。

恐らく、レコード会社が決まらなくて焦る落ち目歌手という魅せ方をすればバズるだろう、と思ったのでしょうが、その結果前編と後編の流れが繋がらない流れとなってしまい、自分たちの無能さを証明するだけの結果となってしまいました

従来システムでアルバムを売るという事



上記の通り、番組スタッフは相変わらずずれた視点で編集したようですが、ぼくとしてはそれよりも「従来の古いシステムの中でアルバムを発売すること」を描いていた事に興味がありました。

つまり、音楽不況が叫ばれるなか、CDの売り上げは激減しており、フェス等の体験を売る方向に業界は舵を切っていますね。

今朝、別番組でゴールデンボンバーが取材で印象的な事をいっていましたが、「もはや事務所の大小はあまり関係ない」という趣旨の事をいっており、とても参考になりました。

事実、メディアでも大活躍している彼らは未だにインディーズなんですね。

つまり、自分たちの発信力をたかめて、権威ではなくユーザーのニーズをつかんだものが勝つゲームに切り替わっているのです。

にもかかわらず、「夢は紅白に出る事」という旧来の価値観のままだと、時代の流れに乗る事は出来ないんだなぁ、という事がよくわかりました。

そもそも、紅白自体がもはや世間的には「時代遅れ的なものの象徴」となっており、歌手側はその事をしっかりと認識するべきでしょう

そのうえで、宣伝と割り切って出場する事は問題ないと思うのですが、目標と言い切ってしまうと、「オワコンのゲームクリアにやっきになっている」だけになってしまい、ただの消耗戦になってしまします。

最後は人柄か



と、ここまで番組の構成や出演者側の価値観に対する違和感をまとめてきましたが、最後に一番もったいないと感じた事は、この番組をみて、蘭華さんの知名度はあがったとしても、蘭華さんのファンはそれほど増えなかっただろう、という事です。

何故かというと、単純に感情移入しにくいんですね。

例えば、、yahoo ニュースでトップに載ったと喜んでいるシーンで、大はしゃぎの社長に対して、蘭華さんは何故か淡々としていて淡泊なリアクションなんですよね。

けど、基本的に歌手を応援する人って、やはりその人に感情移入をしないと押しにくいと思うのです

その意味では、もう少し喜怒哀楽を表現してくれた方が応援しようという気になるのではないでしょうか

坂道を登ろうとするのはいいのですが、人間は弱いからこそ、人を応援したくなる生き物なのです。

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